メッシュとは?

メッシュに興味を持って、メッシュに関することをつらつらと書いてみます。

まず、メッシュとは?というところから。

無線メッシュ(Wireless Mesh)とは、無線の多段中継の技術です。ちょっと昔は、技術的な側面からアドホックマルチホップ(Ad-hoc Multihop Wireless )という言葉を使っていました。

メッシュの難しさは、やはり経路制御でしょう。ホップ数(中継数)が多くなると、幾何級数的に経路情報が増えてしまうから、各社とも、この情報を如何に少なく、かつ効率的に作るかということに注力して開発しています。

2000年頃から、いくつものメッシュベンダーが出てきました。米国では2004年あたりに大きく普及し出し、日本では2005年つまり今年からという感じです。

一番有名なのは、MOTOROLA(Meshnetworksを買収)でしょう。日本では、2004年3月に伊藤忠商事がメッシュネットワークスジャパンを作りました。MOTOROLAの最大の強みはなんと言ってもQDMAという変調方式なので、それを有効に活用出来るフィールドが日本にあれば、MOTOROLAが勝つでしょう。

こなれた商品を出しているのは、Tropos、Firetide、Strixの3社ではないでしょうか。
Strixは、日本にもう進出してはいましたが、最近ルート社が代理店をするようになり、また脚光を浴びてきたようですね。手のひらサイズのルータです。プロセッサはIXPです。